井戸茶碗 根津美術館

井戸茶碗 根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html
2013年11月2日(土)~12月15日(日)
勉強を、兼ねて、みてきました。

井戸茶碗は、以前から興味があったものの余りよくわからず、良い機会かなと思って見てきました。
井戸茶碗は、朝鮮で作られたと日本の記録が残る物の。あまり、朝鮮であまり出土しておらず、そんなに、朝鮮の方に珍重されてこなった。民芸茶碗なのかな?思っています。
朝鮮の美術全集をみても、あまりポピュラーに紹介されてないし、地元の博物館に収められているものが少ないのではないかな?と思っています。(あまり良くわかっていない)
しかし、日本では、「喜左衛門」など国宝扱いのものや、重文扱いのものがある。

これは、今にして思うのは、物に質を与えるとき、作る人の技術や技法、貿易や売る人や使う人のプレゼンとか文脈作成など作法。技法と作法が結びついたところに、ものの質はある。
ものの良さというより、作法。朝鮮の雑器を、戦国時代のリッチ層が、茶器として使い回す、更に、その器が代々どのように受け継がれ、骨董価値が付き。。。みたいな、そういう日本の人の暮らしや風土や階層が見えるところでの、現代の国宝や重文の扱いの価値で無かろうか?と思いました

今でいうところの、昭和のブルマァクなどの怪獣玩具を有り難がったり、アニメをアートにするとか、包装紙の浮世絵を印象派が見いだすとか、江戸の貧乏絵師の狩野芳崖をモダニストの岡倉天心やフェノロサが見いだすとか、過去の物を現代にとか、文脈が違う文化を右から左に動かして、価値をつくるような発想に近いかなと思いました。

物をみて、素朴な形、素朴な歪み、朝鮮の当時の暮らしみたいなものを想像して、形や道具の面白さをみるのも面白かったのですが、戦国時代からの、物に銘をつけるとか、箱書き、作法や文脈作成、プレゼンテーションのされかたを、カタログなどから勉強で、追っていくというのも良い物だなと思いました。

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中国・朝鮮の古陶磁 東洋古陶磁展 @たましん歴史・美術館

国立の、たましん歴史・美術館の常設展。「中国・朝鮮の古陶磁 東洋古陶磁展」を見ました。
基礎的な特徴な追いやすく、良いコレクションでした。
三彩壺 唐時代、青磁四耳壺 随時代、柿釉薬 輪花碗 北宋時代、粉青沙器草葉文壺 朝鮮王朝時代、白磁壺 朝鮮王朝時代あたりが印象的でした。入館料100円
中国・朝鮮の古陶磁展示目録(PDF)

陶磁器の歴史を追うと、多彩な釉薬で、高温度で、薄くて硬いものが、技術力の発展や進化として良しとされて作られるものは現在多いけど、自分の好きな趣向性を思うと、1200度以下、1000度以下で焼かれたような、低下度の陶磁器が、形が柔らかく、ふわっとしていて良いなと思いました。
入館料も安いし、付近にいる陶磁器に関心ある方は、大変おすすめしたい展覧会でした。